アニメ『銀河英雄伝説』『新釈 眞田十勇士』『鬼神童子ZENKI』などのプロデューサー田原正利(正聖)の制作日記

田原正利のプロデューサー日記

慣れないシチュエーション | main | 舞台『銀河英雄伝説』公開まであと1ヶ月
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| スポンサー広告 | --:-- |
帝国側は様式美の世界
『銀河英雄伝説』を舞台でやると言うと、一番の懸念事項は誰が考えても「艦対戦はどうするの?」だろう。ファンは気楽に「戦艦の着ぐるみが出るんだろう」とかバカなことを言って面白がるが、もちろんそんなことはしない。いや、そういう見せ方の演出も手法としてないわけではないが、今回の狙いにはそぐわない。
で、何をやるかと言えば、具体的にはまだ公表できないのだがキィワードは「ギリシャ悲劇」の「様式美」だ。
これもまだ具体的なことは言えないのだが、舞台『銀河英雄伝説』は、今回の「帝国編」で終わるつもりはないようだ。公演のテーマごとに手法も変わるだろう。それは『銀河英雄伝説』の舞台表現の正解を探っていく課程になるかもしれない。しかし取り敢えず今回の「帝国編」は「様式美」で行くことになった。
ただ、それはひょっとしたら「演劇と言うものを知っている観客」にしか通用しない手法かもしれないという懸念はある。

「様式美」とは、例えば「歌舞伎の黒子はそこには存在しないものとして見る」というような、観客との約束事が前提となるような世界だ。今回のお客さんが、そういう約束事を最初に理解してくれるか、それが鍵になる。

戦闘シーンを「様式美」で描くことの冒険は、そうしたリスクも覚悟で始めたことなのだが、ここへ来て場面転換や心情表現などにもその「様式」を取り入れる方向になっている。まぁ、どうせやるなら中途半端より徹底してやったほうがいいのかも知れないが、観客にも「舞台演劇を観るためのスキル」を要求するような作りになるのが大丈夫かと言う不安はある。
先にも書いたが、今回はキャストのファンで観に来る人が大半なのだ。その人たちに「何これ?」と思わせてしまったら失敗なのだが………。

幕が開いて観客の反応を見るまで、この不安は拭えないのだろうな。

スポンサーサイト
| 未分類 | 23:52 | トラックバック:0コメント:0
コメント
コメントする














管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL
http://mtahara.blog75.fc2.com/tb.php/72-91dfbad3
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
| ホーム |

プロフィール

Author:プロデューサーT
FC2ブログへようこそ!

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック

月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム
ブログ内検索

RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。